1.無法の島

○ペヌルティー

『我々の新しい島に、ちょっとした犯罪問題があるようです、プレジデンテ。
いや、実際、非常に重大な犯罪問題です。

島全体が、人間のクズどもや悪事の惨めなたまり場、法を犯して暮らしたい人々の温床になっていま

す。
さらに多くの犯罪者が、島のドックに来る貨物船に乗って到着するでしょう。

不平を言わずに我慢しろ、ってことですかね。ここにいるつもりでしたら、犯罪者たちを何とかしな

いといけません。
まず、警察署と刑務所を建設しましょう。
基本経済を確立することもお忘れなく。

犯罪との戦いには、お金が必要です』

■まずはオーバーレイで島の状況を確認。
住民は52人。
全員の幸福度は51%
時は1957年1月スタート。
国庫は20,000$

住民が100を超えるごとに、農場が一つ必要になるという目分量なので、当分は既存の二つのトウモロ

コシ畑のみを維持し、高値で売れるモノを予備として生産し、輸出することで外貨を稼ぐ。
また特性による影響で、農夫のスキルの上昇が早いうえ、食料とはならないコーヒーや煙草の輸出価

格を20%増しにできるので、ここは最低一つは作っておきたいところ。

そういう状況で眺めてみると、トウモロコシ以外となると、パパイヤとタバコの輸出がこの島には向

いているようだ。



またペヌルティーモも言っているように、貨物船に乗って続々と犯罪者が移住してきて治安を悪化さ

せるのも困るので、早めに入国管理局を作って、移民制限をしないといけないかもしれない。
他のシナリオでは序盤に有効の伐採も、この島では適当な個所が少なめ。
これや採掘所を作ると、環境保護論者のサニーという基地外が騒ぎ始めるので、こちらはなるべく序

盤は避けようと思う。


そしてどのシナリオにおいても重要だと思われるが、さっさと議会所と外交機関を作って外務大臣

雇う※拉致するともいう。
そうすれば【布告】のソ連の開発支援を使い、アパートや集合住宅を半値で作れるようにしておきた

いところ。


雇用を見るに今のところ失業者0!
言い換えれば就職率100%というところである。
まぁ賃金は安いんだけどね。
だが掘っ立て小屋というあばら家がすでに15軒も乱立している。
この掘っ立て小屋が多いと、外国からの評価も悪くなるので、やっぱり早めに外務大臣を雇った方が

良さそうだ。

う〜ん、それにしても資本主義者と知識人、宗教の信者の敬意が低い。
それぞれ50%、60%、60%。
政府支持者に至っては30%だ。もっともこっちは幼年期資料館などを建てれば一気に上がるのだが。


そういっている矢先にペネルティーモが、幼年時代資料館を建てろと提案してきた。
金もそれほどかからず政府支持者の支持も取り付けられるならば安いものだが、今回はスルー。

まずは議会所、外交機関、入国管理局を建て、外務大臣の拉致命令、入国許可は熟練労働者のみとす

る。
それにいくら移民を受けれても、彼らが新たに住む住居がいきなり圧倒的に不足しているので、やっ

ぱりそれほどは必要ないだろう。

その間プレジデンテには農家などを訪問させ、現場指導をさせている。


うわ!いきなり全体の幸福度が42%に低下している!
宮殿で演説をさせておくと、集まってきたヒマ人たちが拍手したり、腕を振り上げたりしている。
そうして観察してみると、医療不足を示す赤十字マークがついた住民が多い。

アパートを建てる前に診療所を作った方が良いかな?

そしていきなり反逆者が誕生。
名をモイネスオルティスというようだ。
統率が高く勇敢な人間が、反逆者になりやすいらしい。
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暇があれば年鑑で住人の敬意などを参考にしてみる。
0-29%という人間が二人いるが、早くも…

(抗議するのが不安)抗議したいけど、政府が怖いんだ。

…ふむ。我が小さな政府はなかなか機能しているようだ。なにしろ畏怖と恐怖の存在として動いてい

るようだから。


しかし序盤は掘っ立て小屋に住む連中はなぜか宮殿のすぐそばとか、一等地に小屋を建てたがる。
戦後の焼け野原と化した某都市では、どこぞの在住外国人がインフラの混乱に乗じて勝手に土地を開

拓・占領しているという。
もしかしてこの島民もそれを習って…いや、本能で実践しているのだろうか?

それにしても小屋が多い。
それもまんべんなく、ほどほどに重要な土地を狙うかのようにだ。
彼らの小屋の上から強制的に建築物をおいてもいいのだが、私はまだ”友愛”の精神に溢れたプレジ

デンテ。
彼らのために、仮宿舎としてプレハブの団地を建設することにする。
本来なら家賃1$がかかるところだが、収入対維持費で割に合わないが、家賃を0$にして”平和的”

に小屋0を狙う。
その分住居の質は下がるが、ゴミと紙一重の掘っ立て小屋を宮殿の前に乱立させておくのは、景観上

よろしくない。
外国からの評価も下がってしまうしね。


娯楽への不満の矛先としてパブを建て、診療所も建設を始める。
診療所は完成しても、島民に大卒の男がいなかった気がするので、こちらも医者を拉致する必要があ

ると思われるが、ここで一つ気が付いた。
農家で教育こそないものの、知性&勇気が優秀。
すなわち未来の反逆者候補だった農家の女性が、パブのホステスに転職していた。

こういう人材は大事にしておかないと、ただでさえこのシナリオには犯罪者と反逆者の大量発生フラ

グをビンビン感じているので、優遇しないとイケなさそうだ。
だから人数が少ないホステスの賃金を1$上げてみた。
このアナリリア・グリーンキャップ(19 ♀)の反応は…?

「ボスが努力を認めて、給料を上げてくれたんだ」

…フッ、いい感じではないか。
しかしこれができるのも島民が少ない間だけ。
…ファッ!?
早くも島民が67人に増えている。

食料問題はまだまだ大丈夫だと思うが、ペースが早すぎるような気がするなぁ…